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【発注から納品まで、どんな流れ?】岐阜縫製工場/サン・クリーク

「縫製をお願いしてみたいけど、どうやって頼めばいいのだろう?」

「工場さんは、どんな流れなんだろう?」

そんな疑問に、サン・クリークの実際の流れをわかりやすくご紹介します。

目次

お問い合わせと打ち合わせ

  • ホームページ(推奨)、公式LINE、Instagramから受付
  • 必須情報:①アイテム  ② 仕様・仕様書  ③ 枚数  ④ 納期 この4つは最低限欲しい情報です!
  • 仕様書には「生地(品番)・縫製方法・付属の指定」など細かな情報が必要です

実は、、、一度お会いして打ち合わせがおすすめ。

縫製は言葉だけでは伝わりにくい部分が多いからです。社長が直接お話を伺い、その場でアドバイスも可能です。

※お問い合わせに対しての返信後に、音信不通になるケースがあります。

真剣に進めている立場からするととても残念であり、こういった方々とのお取引は今後は致しません。

誠実にやり取りできる方とご一緒したいと思っております。

生地が届いたら、裁断

  • 生地・付属はお客様にご準備いただきます
  • 到着後は品番チェックと反数の確認

裁断

正確なパターン通りに裁断をしていきます。

型紙の形状を見極め、無駄なく型入れをして用尺を縮めるなど生地のムダを減らしつつ丁寧に。

実は、弊社の裁断スタッフの強みはココにあります。

1着に対して5-20cm以上縮めていることが多いです。(生地やパターンによっては難しいこともあります。)

仕分け

裁断後に1人1着ずつ取りかかれるように、パーツと付属を1着分ずつ組み合わせていきます。

ここでは、

・生地の層ごとに組み合わせ、ムラ防止

・キズの再確認できる

・縫製担当がすぐに取りかかれます。(誰が担当してもスムーズ)

縫製  基本は ” 一人一枚縫い ”

基本は「一人一枚縫い」です。アイテムに応じて、1-3人体制で進めます。

工程ごとに中間アイロンをかけるのも特徴 。実は他の工場さんでもしていないところはあります。。(生産性が上がるから)

実は、中間アイロンをすることで、仕上がりの美しさが全然違います。

一人縫いのメリットは?

縫い方が統一される ➡ 品質の統一性

一人一人が責任感を持ち最後まで仕上げる ➡ 責任の明確化・問題特定のしやすさ

検品・仕上げ・納品

  • 完成品は社長自ら一枚ずつ検品
  • 温度と圧力を調整した仕上げプレスで、美しく仕上げます
  • 丁寧に梱包し、シワや汚れを防いで納品

なぜ時間がかかるのか?

それは「手を抜かないから」。その一言です。

  • 生地チェック
  • 正確な裁断
  • 丁寧な仕分け
  • 一人一枚縫い
  • 中間アイロン
  • 仕上げプレス
  • 品質チェック

効率だけを追えばもっと早くできます。

でも、それでは「Made in Japan」の意味がなくなる。

40年の経験から、この工程こそがベストだと確信しています。

まとめ

縫製工場は、ただ縫う場所ではありません。

素材を最大限に活かし、デザインをカタチにしてお届けする場所。

サン・クリークはその流れすべてを大切にしています。

この記事を書いた人

小木曽 晴美

縫製業界25年以上|累計縫製件数3500件以上

岐阜の縫製工場「サン・クリーク」の代表取締役として、理想の服づくりをお手伝いしております。専門知識や経験をもとに、岐阜で縫製をご検討する方に向けたお役立ち情報をご提供します。

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