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縫製工場に依頼するとき、
つい「縫えるかどうか」「納期」「コスト」に目が向きます。
ここ、大切ですよね。わかります。
ただ、、、今日お話することも参考にしてもらえると、理想の工場さんを探せるのではないかなと思います!
さて、、、いきなりですが。
30年以上現場にいて痛感するのは、
仕上がりを大きく左右するのは“コミュニケーション”そのものだということ。
今日は、生産と同じくらい大切だけれど、見落とされがちな部分について話したいと思います。

情報は“共有”ではなく“理解”まで
仕様書・サンプルを預かる。
メールでやり取りをする。
これだけだと、微妙なニュアンスがこぼれることがあります。
サン・クリークでは、
サンプルや仕様書をもとに まず1着作る ところから始めます。
社長自ら仕様書を読み込み、
寸法、縫い目、縫製順、仕上がりの雰囲気まで、
ミスがないか一つ一つ丁寧に確認します。
その上で、
「この意図で合っていますか?」と依頼者とすり合わせを行います。
メールでは伝わりにくい部分も、
必要に応じてビデオ通話や直接お会いして確認し合うことで、
両者の“考えと理解が一致した状態”で量産に進めます。
このひと手間で、仕上がりのバラつきはぐっと減ります。
言いにくいことも、早めに言い合える関係
生地に対して仕様が合っていなかったり、
量産時に問題が出そうな箇所が見つかったり。
本当は早く伝えたほうが良いのに、言いにくくて後回しにしてしまう。そんな工場さんもあるようです。
結果的にお互いが困ることになります。
だから私たちは、
違和感があれば遠慮なくお伝えするようにしています。
依頼者も、
「これって難しいですか?」
「こっちの方が良いと思います?」
と気軽に聞いてもらえると、とてもやりやすい。
本音で話せる関係は、品質そのものを上げてくれます。
“どうすればできるか”を一緒に考える
縫製には正解がたくさんあります。
「できません」で終わるのは簡単です。
でも、
・縫う順番を変える
・縫い代を調整する
・糸番手を変える
・ミシンの設定を変える
少し工夫するだけで「できる」に変わることも多い。
だからこそ、依頼者の“つくりたい形”を聞きながら、
どうすれば実現できるか を一緒に考えるようにしています。
これが、ブランドとしての選択肢を増やすことにもつながります。

生産は「人と人」で成り立っている
どれだけ機械が進化しても、縫うのは人。
だからこそ、
「伝わっている安心」
「任せてもらえている安心」
「気軽に相談できる安心」
こうした信頼が最終的な仕上がりに出ます。
サン・クリークが大切にしている“対話の積み重ね”は、
実は大きな生産工程のひとつです。
最後に
縫製工場を選ぶとき、
価格でもスピードでも、設備でも比べられます。
その中でサン・クリークが強みとして大切にしているのは、
誤解がない状態で、一緒にものづくりに向き合うこと。
サンプルから1着丁寧に作り、
仕様を確認し合い、
疑問をそのままにしない。
その積み重ねが、
気持ちよく仕事ができる関係を作り、
結果的に品質を支えてくれます。
岐阜から、
これからも誠実なコミュニケーションと、
確かな縫製を届けていきます。

この記事を書いた人
小木曽 晴美
縫製業界25年以上|累計縫製件数3500件以上
岐阜の縫製工場「サン・クリーク」の代表取締役として、理想の服づくりをお手伝いしております。専門知識や経験をもとに、岐阜で縫製をご検討する方に向けたお役立ち情報をご提供します。
