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【一着に50~90回以上「中間アイロン」する】岐阜縫製工場/サン・クリーク

アイロンと聞くと、最後にシワを伸ばして、ピシッと仕上げるイメージがありませんか?

もちろん、それもアイロンの目的です。

でも、実は服を縫っている途中にも、何度もアイロンをかけているんです。

岐阜の縫製工場サン・クリークでは、ジャケット1着で約50〜90回・パンツでも約40〜60回以上。

「え、そんなに!?」と思いますか?

今回は、完成した服からはなかなか見えない「中間アイロン」の話です。

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目次

そもそも、何のためにアイロンをかけるの?

シワを伸ばすためだけではありません。ちゃんと理由があるんです。

① 縫い代をきれいに整える

生地を縫い合わせたあと、縫い代を割ったり、片側に倒したり。

アイロンで形を整えておくと、縫い目が収まりやすくなり、次の工程も進めやすくなります。

縫ったら終わり!ではなく、縫ったあとにもひと仕事あるんです。

② 生地にクセをつける

生地は、いつも平らなまま扱えるわけではありません。

服の形や仕様によっては、あらかじめ生地にクセをつけたり、形を整えたりすることがあります。

先に整えておくことで、次の工程で縫いやすくなります。

言ってみれば、ミシンで縫う前の準備運動のようなもの。

ここを省くと、あとで縫う位置がズレたりと苦労することもあります。

③ 仕上がりをきれいに見せる

縫い目がまっすぐでも、生地が浮いていたり、縫い代がきれいに収まっていなかったりすると、見た目の印象は変わります。

途中でアイロンを当てて整えておくことで、細かな部分もきれいに仕上げやすくなります。

完成してから何とかするのではなく、縫っている途中から整えておく。これも、中間アイロンの役割です。

1着に何十回。毎回、同じことをしているの?

もちろん、ただ回数をこなしているわけではありません。

縫い代を整えるとき、生地にクセをつけるとき、次の工程へ進む前に形を整えるとき。

その都度、必要なところにアイロンを当てています。

また、生地によっても扱い方は変わります。

熱や蒸気の影響を受けやすい素材もあり、当て方によってはテカリが出たり、風合いが変わったりすることも。

だから、どんな生地にも同じように当てればいい、というわけではありません。

回数だけでなく、タイミングや当て方も大事。 何気ない作業に見えても、考えることはいろいろあります。

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完成した製品には、見えない仕事が必ずある

完成した服を見て、「ここで何回アイロンをかけたんだろう?」と思うことは、あまりないですよね。

でも、その服ができあがるまでには、

縫う作業だけでなく、生地を整えたり、次の工程へ進みやすくしたりする作業もあります。

ジャケットなら約50〜90回。パンツなら約40〜60回。

サン・クリークでは、そんなひと手間を重ねながら、1着ずつ服を縫い上げています。

普段はなかなか見えない部分ですが、服づくりの裏側を少し知ってもらえたらうれしいです。

この記事を書いた人

小木曽 晴美

縫製業界25年以上|累計縫製件数3500件以上

岐阜の縫製工場「サン・クリーク」の代表取締役として、理想の服づくりをお手伝いしております。専門知識や経験をもとに、岐阜で縫製をご検討する方に向けたお役立ち情報をご提供します。

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